しばし柴たいむ

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子犬は化ける

「子犬は化けるからなぁ・・・」
これは犬種標準を目標にしてブリーディングしている人たちがしばしば言う言葉です。
主に、これは良くなるぞ、と思った子犬が予想通りの犬に成長しなかった時に使う「言い訳」のような格言なのである。

うちの子犬たちも何度この格言通りになったことか・・・。
まぁ・・・「見る目がない」って言われたらそれまでなのでしょうが、過去にどのような犬が生まれていたのかを把握してないと「見る目」もただの「当てずっぽう」なのかもしれない。

柴犬の子犬が一番変化するのは毛色だと思う。
アメリカでよく耳にするのはRed Sesame、いわゆる「赤胡麻」の毛色なのだが、どう見ても赤毛にしか見えないのにオーナーはきれいな赤胡麻柴だと言う。これはたぶんブリーダーが子犬を譲るときに黒毛混じりのパピーコートで判断して、さも珍しい毛色だと思わせるようにSesameを強調していたのかもしれない。

AKCのショードッグの中でも胴体に黒差し毛が少しでも入っていればSesameで通用してしまっている。随分いい加減な犬種標準である。他にもクリムゾンだのヘビーセサミだの聞いた事の無い毛色まで言い伝えられている。で、裏白をホワイトマーキングだと理解しているブリーダーもいるので・・・あ、話がそれるのでうちの犬の話に戻そう・・・。

子犬の毛色で一番変化したのは美羽(8月22日投稿の三姉妹の全体的に黒っぽい子)である。生まれた時は、「く・黒柴?」と思ったほど真っ黒毛だった。しかし、頭が赤毛だったのですぐに黒柴ではないと確信できた。でも、もしかしたらこれは胡麻なのかも?でも頭だけくっきりと赤の胡麻じゃやだな・・・と複雑な期待をしたのだが、3ヶ月後の結果はきれいな赤毛となりました。
c0006164_13252258.jpg尾は半差し尾です。緊張すると尾先が背線と平行します。婆さん(グンの母)と曾々婆さん(美侘の母)が見事な差し尾なのでどちらかの遺伝だと思う。尾千両、貴重な遺伝です。

そして美羽は性格も変わったのだ。

子犬は生まれてすぐ直感的に残す子が選ばれる。私はこの子が気に入ったのだが生後3週間頃の性格判断でシャイだと思った。

段々とやんちゃになって来る頃、喧嘩っ早さが気になった、これも「やられる前にやっちまえ」の弱さの現れだと感じて残す期待が薄くなった。しかし8週が過ぎ、美桜と2匹になった頃からがらりと性格が変わった。落ち着いて大人しく、よく言う事を聞く、まるっきり手のかからない子になったのだ。これは母のミクの性格と同じである。予想外の嬉しい化け方をしてくれた訳である。

今後また化けるかもしれないけど、とても成長が楽しみな犬なのであーる。
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by mshibas | 2009-09-28 14:44 | | Comments(0)