しばし柴たいむ

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コヨーテ

ここ(南カリフォルニアのちょっと内陸の新興開拓途中の砂漠地帯)で楽しみにしていること・・・
それは野生のコヨーテに出会うこと。
最初に出会ったのは去年の10月、早朝4時、薄明るくなった冷えた空気の中にそいつはいた。私の15m先を横切る姿を見て
「え?脱走犬?まさか美侘?(上半身を見て一瞬思った)いや、犬じゃない!なんだこいつ?」
野生動物に認識がうとい私はコヨーテだと判断するのに少し時間がかかった。
こんな住宅地で会ったことに意表をつかれ興奮している私の前をそいつは警戒するでもなくまるで通いなれた道を通るように垣根の立木の間をすり抜けて行った。
私の中に画像として残ったのはムダのない体形で悠々ときれいな歩様をしたイヌ科の野生動物Canis latrans(コヨーテの学名)なのである。
その後、ハイウェイではねられて死んでいたのは見た。
「あれ欲しいー!持って帰って皮と骨を保存するー!」
この発言で家族からキチガイ扱いされた。

そして今朝、10ヶ月ぶりに再会できたのである。
7時、霧が立ち込めた薄ら寒い朝、息子を陸上練習につれていく途中だった。
昨日はちょっと遅刻したので今日は早めに、と急いで車を運転していた私たちの目の前に姿を現した。
そいつは4車線の道路を渡ろうとしたが車の気配に警戒してかUターンしてブッシュの中に戻って行った。
遠目だったが今度は一瞬にして「コヨーテだっ!」と判断できたので私はそいつが戻って行ったブッシュの前で車を止めた。
幸いなことにそいつは5~6m先で立ち止まってこちらの様子を伺っている。
わたしもそいつの様子を伺う。
腰を落とし気味で耳を始終動かして周りをきにしている、かなり警戒しているようだ。まだ若いようなので警戒心が強いのかもしれない。しかし被毛が素晴らしい!色は黒胡麻というか・・・四国犬のような色ではなく野生色、シンリンオオカミと同じ毛色なのだがそいつのは濃いめのいい感じの配色、大英博物館所蔵のニホンオオカミの毛皮と似ている感あり。
「あぁ・・・野生だなぁ~」
惚れ惚れ眺めていると
「早く行かないとまた遅刻だよー!」
横で息子が慌てていた。

これからはデジカメを車に携帯しておこうと思う。
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by mshibas | 2005-08-18 01:43 | アメリカ生活 | Trackback | Comments(0)
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