「もっと食って肉付けろっ!」
ダンナが怒り半分でいつも私に言う言葉だ。アメリカ人の中にいりゃぁそりゃ痩せている、でも骨は太いし肩幅なんか男並、付くべきところの肉がないので貧弱に見えるだけだ。結婚前に着ていたパンツなんてとてもじゃないが尻から上が入らない、昔はもっと痩せていたのに何をいまさら太れと言うのだ。
3年前、T子さんに日本で買ってもらったユニクロのベージュのパンツが恐ろしくぶかぶかだったのでいつか売るときのために、とタグを付けたまま保存していた。私のワードローブはほとんどが黒なので、スンスンをショーするようになって服に困っている。で、前回のショー前にダメもとでユニクロをはいてみたところウェスト回りがちょこっと引っかかるようになっているではないか、こうなれば儲けもん!腰から腿のぶかぶか、裾の広過ぎ、丈の長過ぎなんて昔の職業柄で直すのは朝飯前。
というわけでぴったりサイズにお直ししてやっと日の目を見れるユニクロ。ブーツカットの裾広は今は冴えないので細くした。
どうだ、3年前に比べれば確実に肉が付いているんだっ!とダンナに言い返したのであった。
というか、腰周りが大きくなるって単におばはん体型になっているだけなんだけど。(笑